自己中社会で光る!『助ける人』だけが手にする希少価値

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他人に興味を持たない理由と、他者を助ける行為が持つ希少価値

人は基本的に「自分にしか興味がない」ものです。これは、進化の過程や生存本能が深く関わっています。自分の安全や利益を最優先するのは当然のこと。ですが、この「自己中心的」な性質をそのまま放置していては、ビジネスの場面では大きなチャンスを生み出すことは難しいでしょう。しかし、そこに一歩踏み込んで他者に目を向けることで、周囲との差別化を図る大きな可能性が広がるのです。

まず、私の少し変わった経験からお話しします。学生時代、転校生がクラスにやってくると、なぜか私が「お世話係」的な立場になることが多々ありました。気がつくと、彼らが新しい環境に馴染む手助けをするのが私の「仕事」に。もちろん報酬なんてありませんが、それが結構楽しかったんです。

社会人になっても、その流れは続きました。営業部でバリバリ数字を追う日々の中、「教育部へ異動してほしい」と言われたときは驚きましたが、要は「新人の面倒を見てほしい」ということ。まあ、これも経験だと思い、引き受けました。でも、その過程で気づいたのは、人は驚くほど他人に興味を持たないということ。

これは本当に面白い現象です。例えば、あなたが会社で新しいプロジェクトに参加したとき、周囲の人たちが自発的に「困っていることはない?」なんて声をかけてくれることは、ほぼありません。みんなそれどころじゃないんですよね。忙しい、締め切りが近い、自分のタスクで手一杯。要するに「他人のことなんて気にしている余裕はない」というのが実情です。

他人を助ける=自己PR?レアキャラになる簡単な方法

でも、ここにチャンスがあります。他者を助ける行為は、多くの人が避ける道だからこそ、「希少価値」を生み出します。助けること、それ自体が珍しいのです。

  1. 時間と労力を惜しむ心理
    多くの人は、他者を助ける行為を「コスト」として捉えます。「これをやったら自分の時間が減る」「自分の仕事が遅れる」なんて考えが頭をよぎるんですね。でも実際には、その行為が長期的に見ると自分に返ってくることも多いのです。
  2. 成功体験がない
    誰かを助けたことで感謝されたり、信頼を得たりした経験が少ないと、「助ける=得しない」と感じてしまうのも無理はありません。要は、「他人を助ける楽しさ」を知らないんですね。
  3. 希少価値を理解していない
    「他者を助ける」という行為が、ビジネスの場面で強力な差別化ポイントになることを見過ごしている人が多いのです。だから、これを実践する人は自然と目立つ存在になれるのです。

自分大好きな人を攻略せよ!『関わると得する人』になる方法

ここで考えてみましょう。「自分にしか興味がない人」に対して、どうやって好意を持ってもらうか。答えはシンプルです。「相手にメリットを感じさせること」です。つまり、助ける行為を通じて、「この人と関わると得だな」と思わせること

例えば、職場で困っている同僚を助けたとしましょう。その人が感謝してくれるだけでなく、上司に「〇〇さんがサポートしてくれたおかげで助かりました」なんて報告が行く可能性も。気づけば、あなたの評価はじわじわと上がり、頼れる人として認知されるようになります。

今日の靴、いいね!エゴをくすぐる一言で関係値UP大作戦

さて、ここで一息入れましょう。「人は自分にしか興味がない」と言いましたが、逆に考えると、人は自分のことに関してはものすごく敏感。だから、少しの気遣いが大きなインパクトを生むんです。たとえば、同僚が新しい靴を履いてきたら「お、今日の靴、いいですね!」と褒める。それだけで相手のテンションが上がり、あなたの好感度も急上昇。

こういった些細な行動が、実は人間関係を大きく左右するんです。「自分が特別だ」と感じさせると、相手は一気にあなたに心を開きます。これ、営業の場面でも使えますよ。「お客様が特別」という感覚を演出するだけで、他の営業担当者に差をつけられるんです。

他者を助けることは「投資」だ

私はこれまで、人を助けることを通じて数多くの信頼関係を築いてきました。もちろん、助ける行為にはエネルギーが必要です。でも、それは単なる「消費」ではなく、「投資」です。他者を助けることで、信頼や感謝という形でリターンを得られる

ビジネスの場面でも、他人を助けることは自分の成長に繋がります。そして、その姿勢が、あなたを「唯一無二の存在」にしていくのです。だからこそ、次に他人を助ける機会があれば、ためらわずに行動してみてください。その行為が、きっとあなた自身の人生を豊かにするはずです。

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